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一度だけ抱いて~花は蝶に誘われてひらく~
第6章 【残り菊~小紅と碧天~】 運命が動き出す瞬間
「そうかい。いや、つかぬことを訊ねて、愕かせてしまったね。小紅さん、生憎と野郎歌舞伎は男ばかりだが、江戸には女が舞台を踏める場所がないわけじゃない。興味があるのなら、是非、お前さん自身が本物の舞台を踏んでみると良い」
 梅光はそう言うと、少し微笑み、小紅と栄佐の前を通り自分の控え室へ姿を消した。
 流石は天下の名女形、そこにいるだけで辺りを圧するような存在感だ。これこそが真の立役者が持つ華なのだと小紅は実感した。
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