この作品は18歳未満閲覧禁止です

  • テキストサイズ
一度だけ抱いて~花は蝶に誘われてひらく~
第9章 第一部・第二話【赤とんぼ~小紅と碧天~】 嫉妬
「痛―い」
 小紅の眼から大粒の涙が滴り落ちた。
「どうして言わなかった? 俺はお前がてっきり―」
 栄佐の言葉は途中で途切れた。いや、違う。彼は自分自身の愚かさを呪った。小紅はいつも自分が触れようとすると、怯えていたはずだ。それでも気丈に平気なふりをしていたけれど、内心では栄佐であろうと触れられるのはいやそうだった。
/2220ページ
無料で読める大人のケータイ官能小説とは?
無料で読める大人のケータイ官能小説は、ケータイやスマホ・パソコンから無料で気軽に読むことができるネット小説サイトです。
自分で書いた官能小説や体験談を簡単に公開、連載することができます。しおり機能やメッセージ機能など便利な機能も充実!
お気に入りの作品や作者を探して楽しんだり、自分が小説を公開してたくさんの人に読んでもらおう!

ケータイからアクセスしたい人は下のQRコードをスキャンしてね!!

スマートフォン対応!QRコード


公式Twitterあります

当サイトの公式Twitterもあります!
フォローよろしくお願いします。
>コチラから



TOPTOPへ