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狂人、淫獣を作る
第1章 獲物
 翌日の夜中だった。
 後藤は自宅の自分の部屋に立っていた。
 デスクの上のノートパソコンの画面には、ブレザーの制服姿の女子高生の写真が並んでいる。
 被写体は全て、野田が手に入れたという生徒――滝沢里奈、もうすぐ三年生になる十七歳の高校生。野田がメールで送ってきた画像データだ。
 眼鏡をかけており、化粧もしていないので地味な目立たない顔にしか見えない。おそらく学校ではモテるタイプではないだろう。しょせん高校生程度の男子には女としてどういった成長の軌跡を描いていくのか予想できないからだ。
 しかし後藤はすぐに彼女が『良質の原石』であることを見抜いた。まず何より顔の各要素のバランスが非常に良い。丸くくりっとした瞳に控えめな鼻筋、そして若干肉付きのある唇。薄いだけの唇より断然官能的だ。乳房あたりまで伸ばしている黒髪は艶やかで、マユの髪に似た美しいストレートだ。身体はこれからまだ成長するだろうが、ほどよく肉が付いていて縄映えしそうな体型だ。乳房がやや小さいが、尻は非常に良い形をしている。後藤は彼女の今後の成長を脳内でシミュレートした。
 この生徒は間違いなくいい女になる。
 後藤は、立ったままデスク上のパソコンに顔を近づけ、数ある写真に目を走らせていく。
 あるのは昼間に撮った普通のスナップだけではない。誰かの部屋で紺のブレザーも白いブラウスも赤いリボンもそのまま、短めの紺ベースのチェックスカートをまくりあげ、しかし下着だけははぎ取られていて、成熟直前の丸く透き通るような白い尻を突き出させ、幼さをわずかに残す薄い陰毛に囲まれた新鮮な陰唇を広げられ、抜き気味の亀頭を離すまいとぬらぬら光る肉の花弁が絡みついている写真もある。潤んだ瞳でカメラを見ながら唇をすぼませ、唇自身とその周りを唾液でテラテラと汚しつつ、亀頭の先をくわえ、その中で別の生き物のように這わせている舌先まで見えそうなほどの生々しさを放っている写真もある。おとなしそうな印象の顔と対極にある痴態にあふれている。
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