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第25章 策士

「お前、中々の策士だな」


「こんなこと頼めるのは
お兄さんと奈都ちゃんしかいないんで」


「…………わかった」








この恋を守るためなら



何だってやってやる。










「でも絶対、手ぇ出すなよ！？」

「それはお兄さんもですよ」

俺たちは手を取り握手した。



















この判断が俺たちの4人の運命を大きく左右するなんて










この時は2人とも気付いてなかったんだーーーーー