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第26章 禁忌を犯す

「んっ……ふぁっ……んんっ……」

奈都からは悩ましい声が漏れ
どちらとも分からない唾液が喉元まで流れる。



そのままゆっくりと身体を倒し、
胸の膨らみに手を添えた。




ピクっと反応し、舌の動きが止まる。

その小さな舌に吸い付きながら
肌触りのいいルームウェアの中へ手を滑り込ませる。





「んっ……んんっ…………」

薄っすら目を開けると
ぎゅっと目を閉じ快楽を期待する奈都の顔がすぐ目の前にある。


「やらしい顔してる……」

唇を離し、ペロリと舌なめずりしながら囁くと

「お…にいちゃんも……」

奈都は目を潤ませた。