パソコンから！ケータイから！スマホから！無料でどこでも気軽に楽しめる官能小説サイト

第30章 安西家

柔らかかった空気がピンっと張り詰める。



緊張してて、気付かなかったけど、言われればそうだ。

俺、奈都の話なんか一言もしてない。

それに………




「まさか、私たちのこと調べさせたの！？」

椎奈は立ち上がりながら怒鳴りつける。

「どうせ……またパパがさせたんでしょう！？」

立ち上がった膝は怒りで震えてる。






調べさせた……？





まぁ、これだけ金持ちだから子供に何かあるといけないって
身辺調査とかされるのか…？




いや………何か………





そんなんじゃないような………