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俺の妹
第40章 俺の妹は俺の彼女
ーーーーピピピッピピピッピピピッ

起きる時間より少し早めにセットした携帯のアラームが耳元で鳴る。


俺はすぐにそれを消して首を右に傾ける。




すぅすぅ寝息を立てながら
彼女はまだ俺の腕の中で眠っている。




そっと髪をすきながら、おでこに口付けた。


ピクっと身体が動いて、ゆっくり瞼が開く。





「ふふ…おはよぉ……」

まだ眠たそうな顔で、にっこり微笑む彼女に
今度は唇を重ねる。




「おはよ、奈都、よく眠れた?」

「うん、お兄ちゃんの腕枕、安心する」

そう言ってくっついたまま首を振って甘えるしぐさが
愛おしくて仕方ない。
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