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彼女は思い通りにいかない
第6章 目障りな男
「あぁっ、遥斗さ、許して…ぇぇっ…」

「許すも何も志織の気持ちいいことしかしてないよ?」

「お願いぃっ、壊れちゃう、壊れちゃうから…ぁっ」

……壊れた志織も見てみたいな。

「あぁぁっ、すごいよぉっ、気持ちいいよぉっ…」

「玩具気持ちいい?」

「うんっ、玩具、気持ちいいのっ、ぁふっ、気持ちい…ぃっ」

壊れたように声を上げながら志織は何度目かの絶頂にぐったりと果てた。
俺は濡れたタオルで汗を拭いてやると志織の髪を優しく撫でる。

「落ち着いたらシャワー浴びような?」

俺の言葉に志織がうっすら目を開けて頷いた。

もうそろそろ限界かもしれない。
このままいくと本当に志織を壊しそうだ。

俺は志織の頭を撫でながら、自分の限界の浅さに呆れながらもこれからのことを考えた。




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