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第10章 和夫…コックを体験

ドアを開けると…１０畳ほどの部屋…

香織さんが立っていました。

「きゃッ！」
香織さんはそう叫んで
厨房セットの後ろに身をかがめました。

一瞬だけ見えた香織さんの姿…
ずいぶんと露出度が高いように思えました。

「香織さん？」
厨房セットの裏に隠れている香織さんに
僕は声をかけました。

「和夫くん…だよね？」
香織さんの声がします。

「はい」

「知人にこの姿を見られるの…
恥ずかしいんだよね…」

「ど…どんな姿ですか？！」

一瞬だけ見えた露出度が高い姿…
もう一度見てみたい…。