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第10章 和夫…コックを体験

香織さんの身体の中で僕は果てました。

僕は満足だけど･･･香織さんはどうだろう･･･？

香織さんと抱き合うような形で
マットレスにぐったりしている僕･･･

香織さんの顔を覗き込みます。

「ホントはセックスはしないことになってるの」
香織さんは言いました。

「ご･･･ごめんなさい･･･」

「いいの。私が望んだことだから」
香織さんは笑います。

「料理･･･続けましょうか？」

「続けたい？」

「料理よりも･･･もう一度･･･セックスのほうが･･･」

「和夫君･･･エッチね」

「香織さんは？」

「私もセックスしたい。
和夫君とのセックス･･･良かったよ」

僕たちは唇を重ねました。

また･･･エッチな時間の始まりです。