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第11章 健太郎…デートでおもちゃ屋を体験

『勇気を出して押し倒せ！』
頭の中で悪魔が囁きました。

『このまま楽しくマッサージを続けろ。
彩乃ちゃんはお前の貴重な女友だち。
押し倒したら…それを失うんだぞ！』
天使が囁きます。

『やっちゃえ！お前はセックスしたいんだろ？』

『ぜったいに嫌われるって！
拒否されて…ミジメな気分で帰る…
そんな結果になるんだよ』

天使と悪魔が言い争っています。

僕は…僕は…どうすればいいんだ？！

ﾌﾞﾙﾌﾞﾙﾌﾞﾙﾌﾞﾙﾌﾞﾙﾌﾞﾙﾌﾞﾙﾌﾞﾙ

僕は電マを…
彩乃ちゃんの肩に当て続けています。

「あ…気持ちいい…」
彩乃ちゃんが甘い声を漏らします。

僕は背後から…彩乃ちゃんを抱きしめました。