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心をあげる
第5章 あなたの言葉
あんなに悲しかったのに…

私は休暇の間中ずっと

リュカを求め続けた。



昼も夜も無く繋がり

決して果てることの無いリュカに

私の身体は満たされた。



身体がリュカで満たされると

心も満たされるような気がした。



それでも一定の時間になると

リュカは食事を作りに行ってしまい

そのあとは二人でテーブルに着く。



一日三回のその時間が無ければ

私はもう

おかしくなっていたかもしれない。
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