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第3章 娘と奴隷

「カナさん…

体を綺麗にしましょう…


立てますか？シャワーだけでも浴びましょう…」



私は…カナを支え…シャワー室につれていく――――…



「…一人で…入れるわ…

出たら――――水が飲みたいわ…


用意してちょうだい」




カナは…私を使用人の様に使う――――…




たまに要るのだ…


父のサポートで奴隷のメンタルケアをしているだけなのに…



私を…父の様に使おうとする…勘違い奴隷が…




私は…父の顔を潰さぬよう…



奴隷の世話をしているだけなのに――――――…








しかし…もう…



カナの言うことを聞くこともない…








「いっ…いや――――――――――――！!!!!!!!!」


カナの悲鳴が…シャワー室から聞こえて来た…




気がついたのだろう…



父の刻んだ…奴隷の証が…



なくなっている事に―――…





ガタガタ！ガシャン！


「小雪さん！小雪！小雪―――――！

私に…私に何をしたの！？」




カナは、私を呼びつけ…


物凄い形相で私を睨み付けた…




父が…うんざりするわけだ…




「カナさん…どうしました？」



カナは全裸で私に詰め寄る…