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保健室は絶対領域
第15章 犯人は
―――19時50分パソコンルーム


カイと桜子は、真っ暗なパソコンルームの扉をゆっくりと開けた。

「ルイどこにいるの?」


スマホの灯りを頼りに、室内を見まわした。30台近くあるPCの低い機械音が響くのみで、ルイの返事はない。

カイが室内の灯りをつけようと、スイッチに手を伸ばした時に、

「カイ!電気は点けるな。」

室内中にルイの声が響き渡る。それは、天井に付けられたスピーカーから響いてきた。

「桜子、カイ面白いものを見せてやるから、隣のメンテナンス室に移動しろ。そこからでも十分楽しめるからな。」

二人は、足元をスマホで照らしながら、パソコンルームに備えられたメンテナンス室に移動した。
そこからでもガラス越しに、パソコンルームの様子が十分伺うことが出来る。

「ルイは、一体何をしようとしてるんだろう?」

カイに話しかけたつもりだったけど、いきなり口を塞がれた。

「静かに。足音がする。」

カイは耳をすますように外の物音に集中していた。
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