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第13章 翌朝


アメのおねえさん??





熊さんは少し驚いたけど、ふっと笑って

『アメのおねえさん…覚えてたんだな。ご飯食べたらアメのおねえさんの話でもしようか』




私達の昔の話と関係あるのだろうか。
そのアメのおねえさんとやらは。







それぞれお弁当とスイーツを食べ終えた頃、熊さんが話し始めた。



『…話すのって難しいな』



は???
いろいろ教えてくれるんじゃ…


『二人ともここで顔伏せて。ほら、学生の授業中の居眠りみたいなアレ。俺の記憶と記録見せるから』






そういう事ね。

あの事務所の機材。
本当にいろいろできるんだ。
凄いなぁ…




そんなことを考えながら、事務所に入っていく熊さんを見送り顔を伏せた。



なんとなく。
本当にただ、なんとなく。

南くんとどちらからとかなく、机の下で手を繋いだ。



そして意識はすぐに飛んだ。


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