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第16章 15年前 3
シュウジの住む団地の入り口に着いた。



帰らせて大丈夫だろうか…
心配だけど仕方ない。




自分の家を指さしてシュウジに教えた。

「あれが俺の家。何かあったらいつでも来いよ!」


『うん!!』



元気に返事をして帰っていく姿を見送って、帰宅した。




そしてその数時間後にあの忌まわしい出来事が起こった。
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