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第19章 俺様俳優

「キャラがどうとかじゃなくて、尊敬してますよ。ただ、たまに疲れちゃうんじゃ…って心配になります。」



谷先輩の目が潤んだように見えたけど




『お仕事ですから。大人ですから♬』




先輩はそう言って笑った。
でも、やっぱり疲れてるんじゃないか…って思わずにはいれなかったのは気のせいかな？






『美味しかった〜！やっぱりここのカフェオレが一番美味しい！癒やされた〜。また来るよ！』

先輩がそう言ってお会計を済ませて店から出ようとした時、先輩の背中に黒い影が見えた気がした。






先輩を見送ってから、南くんに相談した。

「見間違いかもしれないけど、先輩の背中に何か見えたような気がするの」