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第21章 しょーちゃん
そーだよなぁ…

なんであのキャラじゃなきゃダメだって、自分で思い込んだんだろう。
確かに最初はキャラを演じることで、緊張から逃れられたけど。




しっかり者で明るい美織ちゃんが、甘えておねだりして乱れる姿に興奮した。

あ。セックスのギャップ萌えはともかく…

美織ちゃんが例えば
ドジだったり
たまに嫌な面があっても
暗い面があっても
たぶん嫌いになんてならない。




僕は職業柄、多少夢見られたりするかもしれないけど
神経削る程にずっと演じる必要はない…よね?




なんだか心が軽くなった。



既に眠っている美織ちゃんのおでこに軽くキスをする。

「おやすみ…」
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