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第22章 羽化
『でも変わられたんじゃなくて、キャラって…疲れるくらい…』



舞ちゃんがポロポロ泣きだした。




「ごめん!どうしたの??」


まさかあの舞ちゃんが泣くなんて…





『嬉しいです…絶対に素でいるほうが素敵です!あと…そんなに疲れてらしたなんて気付けなくて…マネージャーとして失格です!ごめんなさい!これからはもっと頑張るので何でも言ってください!』



舞ちゃん、泣きながら笑って謝って…それ反則。

ちょっとキュンとシマシタ。



「泣かせてごめんね。…ありがとう」


セクハラとか言われないか心配しながら、そっと頭を撫でてみた。



本当の僕を知っていて
心配してくれて
支えてくれて
応援してくれる人が
こんなに近くにいた。




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