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第23章 嫉妬
南くんの言葉に甘えて早くに帰らせてもらった。


鏡を見ると、少し目が晴れていた。
圭吾が帰ってくるまで冷やしておこう。




冷やしたハンドタオルを瞼に乗せてボーッとすると、いろいろと考えてしまう。




大事な人・ヤキモチ…どういう意味のだろう。気になるけど、本人に聞いちゃだめだ。




圭吾は何故私を抱かなくなったんだろう。飽きたとかマンネリだとかの雰囲気も無い。自惚れかもしれないが、大切にしてくれてるのはわかる。

“だったらいいじゃない”

人に話したらこう言われるだろう。経験した人にしかわからないこの気持ち。




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