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第9章 あ・い・う の仲
この性癖に気付いたのは、高1の秋くらいだったと思う。

ちょっと体調悪くて保健室に行ったけど、誰もいなかったんで勝手にベッドで寝ていた時。

ふと目が覚めたら、横のベッドからは
ベッドの軋む音、荒い息遣い。



もしかして…
期待と興奮で激しくなる呼吸をぐっと堪え、カーテンの隅から覗く。





やはりと言うか。
保健の先生が男子生徒と、僕の寝ている隣のベッドでセックスしていた。

普段は優しく怪我の手当をしてくれる保健の先生の、初めて見る女の顔。
初めて生で見た揺れる胸。
僕にもついている男性器が出入りする女性器。
卑猥な水音。




僕はドキドキしながら、こっそりとデジカメでその様子を撮影した。





2人にその写真を見せると、2人も興奮していた。

『エロッッ!!』
『保健のせんせー、けっこう胸でかいんだな』
『やべ、勃っちゃう』


そんな会話の中、誰が言ったか覚えていないけど

『ってかさ、この写真で脅したらヤラせてくれるんじゃね?』







3人で見つめ合い頷くと、そのまま保健室に向かった。
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