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第12章 キャプテンの彼女 ２

海斗くんの口から出た言葉とは
とても思えなかった…
それでも私は、余裕たっぷりに笑う
海斗くんの整った顔から目が離せない。


「痛いことはさせないから心配するな。
ただ、経験したこともないような
快楽がお前を待ってるだけだから…
深雪なら絶対悦んでくれるはずだよ。」


そう言いながら海斗くんは
私に近付いてキスをした。
あぁ…このキス…
いつも私を虜にさせる
蕩けるような舌遣いに
すぐに息を荒げてしまう。

それでも訊きたいことは山ほどある。
例えば…初めからそのつもりで
私に付き合おうと言ったのか…