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責められたいの
第25章 あの夏の誘惑 4
一ヶ月と少し前―…‥


「成宮くん
君は康洋のことをどう思う?
そうだな…男として」


2人になるといつも凛子と呼び方を変え
何度も肌を合わせた康紀の姿は
そこにはもう無かった。


「どうって…
康紀さんの質問の意味がわかりません。
だって康洋さんは貴方の弟で
私は貴方の…」


凛子が腕に手を回すと
スッと距離を置く康紀。


「では質問を変えよう。
私の妻をどう思う?
私は君との関係は
もう終わらせようと思っている。
だから正直に言ってくれて構わない」
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