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第12章 ショータイム

ーー…途切れた意識がゆっくりと戻っていく。

うっすらと開けてく、視線に眩しい光が映り込む。


どこ？ここ？

動こうとすると、ガシャン…

鉄の音が私の動きを阻んだ。

「っえ？」

私は、目を完全にあけて、今の状況を確認する。


するとーー…


首輪をつけられ、そのリードは、仮面を被った男が手にして
両手を後ろで縛られ繋がれていた。

私の首輪のリードを持った男が、もう片方の手にマイクを持ち

「さぁ！ばにぃちゃんが目を覚ましました！
ショーの始まりです！」


そう言うと

「うおーっ！」

複数の野太い声が響く。