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あたかも普通の恋愛小説
第8章 恋愛性理論
「そういえばまだ薬つけてない」
真壁さんは私のリップクリームを手にして私を抱え直した。
「え、それ…つけるの?」
乳首にリップクリームをクリクリとつけられて、くすぐったいやら痛いやら。
「…ふぁああ、ん、ぁ」
「後で軟膏買って、指で塗り直してあげる」
「やぁ、あん」
絆創膏まで貼ってもらって変な感じがする。
「これ…誰かに見られたらすごく恥ずかしい」
「誰にも見せない」
「……はい」
服を着て、慣れない絆創膏にそわそわ。
「俺以外の前でそんなえろい顔をしない」
「えー!?」
私ってばどんな顔しているの?