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斉藤太一です
第10章 斉藤太一さんですか?

え?



どうして
僕の名前・・・



その女の子は
ほっぺのアメを
舌の上に戻したのか


その質問をしてから
僕の方を
じっと見たまま


口元を
もにょもにょと
動かし始めた


椅子が高くて
足が
届かないからか


足もぶらぶら
させている





この子は・・・誰なんだろう・・






「そ・・そうだけど・・」






そう言った瞬間

女の子の
全ての動きが止まった




そして
少し目を丸くして

小さな声で呟いた







「おじさんだったんだ・・」






それから

女の子は
ニコッと笑って
カバンから
何かを取り出しはじめた





「ねぇ・・君は

どうして
おじさんの名前
知ってるのかい?」




そう質問したけど

女の子は
カバンの中の探し物に
夢中みたいで


返事がない






「あった!」




色々気になることは
あるのに


その女の子の
ウキウキしているような
行動を見ていると



僕まで



微笑んでしまった

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