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斉藤太一です
第11章 夏休み


しずくが
カバンに手を入れて

手紙を
探している間も


僕は
とにかく
シュミレーション通りに
話しを進めた




「しずくちゃん

僕とママは
最近ちょっと
お話していないから
教えて欲しいことがあるんだけど・・」




「なに?」




「しずくちゃんは

ママと・・・

お家で2人で住んでるのかな?」





「うん、そうだよ

おばぁちゃんは
別々。」





「そうか

うん、わかったよ
ありがとう


それからね
ママは・・・お仕事
してるのかな?」





「うん、してるよ

お弁当やさんで
お仕事してるの」





「そうか、そうだったね

うん、お弁当屋さんだね」





「おとーさん、お手紙」





しずくは
また一通の手紙を
僕に渡してくれた


でも

ちょっと



元気のない顔をしていた




「ありがとう、しずくちゃん

楽しみにしていたんだよ
ありがとうね」




そう言って
軽く
頭をなでてあげると

その顔は
更に暗くなった




「ごめんなさい・・・」





「え?・・どうしたの?」





「おとーさん
楽しみにしてるのに

もう

持ってこられないかもしれないの・・」







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