この作品は18歳未満閲覧禁止です

  • テキストサイズ
斉藤太一です
第14章 変わらない僕・変わらない君
ちょっと
恥ずかしそうな
かすみと


君より
もっと恥ずかしくて
落ち着かなくて
眼鏡を外したくて
たまらない僕


2人
部屋に入ると


「変わってないね…」


と、かすみが
小さく呟いた



「懐かしいかい?」








「……うん…


懐かしい……




なんだか
あの頃に



戻ったみたい…」





かすみの声が


少し




震えている気がした





驚いて
かすみの顔を見たけど



今日は

束ねていない髪が
邪魔をして


顔を
見ることは
できなかった






「僕も…



懐かしいよ。



今日は
来てくれて

ありがとう




かすみちゃんに
会えて




本当に

うれしいよ…






さ、座って」







君が


僕の部屋という空間に
現れて


あの頃に
タイムスリップしたような
感覚におちいると




僕は

まるで
あの頃のように

かすみに
話しかけることができた






そして


かすみは
小さく頷いて










あの


いつもの場所に

座った
/388ページ
無料で読める大人のケータイ官能小説とは?
無料で読める大人のケータイ官能小説は、ケータイやスマホ・パソコンから無料で気軽に読むことができるネット小説サイトです。
自分で書いた官能小説や体験談を簡単に公開、連載することができます。しおり機能やメッセージ機能など便利な機能も充実!
お気に入りの作品や作者を探して楽しんだり、自分が小説を公開してたくさんの人に読んでもらおう!

ケータイからアクセスしたい人は下のQRコードをスキャンしてね!!

スマートフォン対応!QRコード


公式Twitterあります

当サイトの公式Twitterもあります!
フォローよろしくお願いします。
>コチラから



TOPTOPへ