この作品は18歳未満閲覧禁止です

  • テキストサイズ
斉藤太一です
第14章 変わらない僕・変わらない君

それから少し


なんでもない
会話をした



かすみの勤めている
弁当屋は
偶然にも
僕と同じ木曜日が
定休日で


日曜日は
隔週で仕事をしているそうだ



木曜日以外の平日

しずくは
かすみの仕事が終わるまで
学童保育というのに
預かってもらい

土曜と日曜の
仕事の間は
おばぁちゃんに
預かってもらうらしい





おばぁちゃんは
駅の近くに
住んでいるらしく




おばぁちゃんと言っても





それは





しずくの
おばぁちゃんではなくて…





かすみの
おばぁちゃんだそうだ







あの頃から

家に
帰りたくない
かすみは

おばぁちゃんの所に
泊まったり
していたらしく



今だに

両親とは

疎遠になっている
らしかった






しずくを

産んだ時の





かすみの

苦労が




目に浮かぶようで




僕は
たまらなくなったけど




かすみは


7年の間に

強くなったのか

吹っ切れたのか





淡々と


時々笑みを浮かべながら


色んなことを
話した







強がっている
だけかも
しれないけど。


/388ページ
無料で読める大人のケータイ官能小説とは?
無料で読める大人のケータイ官能小説は、ケータイやスマホ・パソコンから無料で気軽に読むことができるネット小説サイトです。
自分で書いた官能小説や体験談を簡単に公開、連載することができます。しおり機能やメッセージ機能など便利な機能も充実!
お気に入りの作品や作者を探して楽しんだり、自分が小説を公開してたくさんの人に読んでもらおう!

ケータイからアクセスしたい人は下のQRコードをスキャンしてね!!

スマートフォン対応!QRコード


公式Twitterあります

当サイトの公式Twitterもあります!
フォローよろしくお願いします。
>コチラから



TOPTOPへ