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斉藤太一です
第14章 変わらない僕・変わらない君


階段を降りて

君の隣を歩く




君が

濡れてしまわないように



慎重に

傘の角度や

持つ場所を確認する




コンビニに着くまでの



わずかな時間



君の隣で
歩いていることが




夢のようで





雨さえ

やまなければ




帰りもまた

傘の中に



2人。



そう思うだけで

胸が熱くなる僕は





まるで


中学生。








かすみは


7年前と

あまり
身長は
変わっていないみたいで


相変わらず
背が低い




「懐かしいな…」



なんて

僕を見上げる
君が





何度も

僕を

どきどきさせる




僕の…


つまらない僕の
取り柄と言えば


背が高いこと
くらいで




君を


濡らさないで

傘をさしてあげること

くらいで……





「あっ!見えてきた!」






そんなことを
考えていたら





もう

コンビニに

ついてしまった
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