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第1章 生まれ変わり

そんな葵が少し可愛く見えた。



年上だが、妹みたいなところがあって、可愛い。




「さや様、こんな感じでよろしかったですか？」



葵は低い位置で一つに束ねてくれた。
少し違和感あるけど、今の着物には合っている。



「ありがとう。あのさ、葵…」


『さやが意識を取り戻したとは本当か？』

『殿！お待ち下さい』




部屋の外が騒がしくなったと思ったら、戸が勢いよく開かれた。