この作品は18歳未満閲覧禁止です

  • テキストサイズ
隠匿の令嬢
第22章 エピローグ



 アリエッタはぐっと喉を詰まらせる。


 いつだってニーナはアリエッタに寛大で、アリエッタのことを一番に考えてくれていた。


 そんな彼女にここまで言わせた自分がほとほと情けなくなる。


 けれどもう逃げたり諦めたりしたくない。大事なのはこれからなのだ。


「ニーナ……。どうすれば赦してもらえる?」


 ニーナは険しい顔でアリエッタを睨んだまま、腰に手を当てて、片方は指をさしてきた。


「まずは。これからは独りで抱え込まないこと!」


「……はい」


「それから隠し事もなしよ!」


「……はい」


 ニーナはフンッと鼻を鳴らし「最後に」と言うと、後ろのナキラを見遣る。


「これからあたしたちがすることに、文句は一切言わないこと!」


「……はい……え?」


 一体なにをされるのだろうと身構えるアリエッタを、ニーナとナキラが両側から抱えて部屋の奥に引き摺り込んだ。





.
/724ページ
無料で読める大人のケータイ官能小説とは?
無料で読める大人のケータイ官能小説は、ケータイやスマホ・パソコンから無料で気軽に読むことができるネット小説サイトです。
自分で書いた官能小説や体験談を簡単に公開、連載することができます。しおり機能やメッセージ機能など便利な機能も充実!
お気に入りの作品や作者を探して楽しんだり、自分が小説を公開してたくさんの人に読んでもらおう!

ケータイからアクセスしたい人は下のQRコードをスキャンしてね!!

スマートフォン対応!QRコード


公式Twitterあります

当サイトの公式Twitterもあります!
フォローよろしくお願いします。
>コチラから



TOPTOPへ