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-S Night-
第2章 1
携帯を開いても入ってない連絡
何してんだろうな
そんな思いも含めてせめて声だけ聞けたらと思って電話をかけてみた
「おつかれ!仕事おわった?」
「こーちゃん?おつかれさま終わったよ。今友達と飲みきてる。なんかあったの?」
「ううん、なんでもないけど暇かなって思って」
「ごめんね。もっと早く言ってくれれば会えたんだけど」
「いいよいいよ楽しめよ!じゃ!」
一方的に切ってしまった
百合から呼ばれる、「こーちゃん」
それが聞けただけで俺は幸せだった