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第48章 先生デビュー

初めて事務所で中国語を教える日
私はファンが買ってくれたスーツを着ていくことにした


教える子たちの学力を知りたかったので
簡単なテストを作ってみた
テキストを参考にしてみたけど
学力わかるかなぁ・・・


と不安になりながら事務所に行き会議室を借りて準備をする


少しするとドアが開いた


あれ？まだ誰も来てないの？


キレイな女の子が入ってくる
見たことのない子で所属の女優さんかなと思う


どうぞ。一番乗りですよ。


そういうとにっこり笑って座る女の子


○○のファンくんのお姉さんですよね？
お話したかったんです。


身長が高くてスタイルが良くて可愛い笑顔をしている


私とお話？


首をかしげる


はい。お料理が上手なんだって聞いて
いろいろ聞きたいなって。


目が大きくて美人で
愛想もいい


はじめまして。
ファンの姉のユイです。
今日から中国語の講師で週に何回か来ることになりました。


にっこり笑うと


レナです。
よろしくお願いします。


と中国語で挨拶される
まだまだ挨拶くらいしかできないんです。


といいながら私の前に座る
そしてじっと見つめられる


お姉さんかわいい。
身長高くてキレイなのがいいと思ってたけど
お姉さんみたいに小柄で華奢な女性って
いいですね。


ニコニコしながら褒められて
照れてしまう


そのまましばらく他愛もない女の子にありがちな会話で盛り上がる
事務所の誰がかっこいいとかどの曲が好きだとか


楽しいですね!!!
ほんとにニコニコかわいい