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第50章 図書館

早く元気になってね。

お茶を出してくれるジョン


食欲ないみたいだけど
何か食べたほうがいいから
ユイさんの好きなフルーツと
おにぎりかって冷蔵庫に入れといたから
少しは食べてね。

ジョンも手を握ってくる

うん。
ありがとう。

こんなに心配してくれる人が
側にいてくれて幸せな気分にもなる


ファン、帰ろう。
心配だけど
ゆっくり休ませてあげよう。


ジョンがファンを促す

お姉ちゃん、何かあったら電話してね
すぐ来るからね。

最後まで何か言いながら帰っていく



・・・なんか心配させすぎたかな

ちょっと反省する
でも公共の場であんなことされて
平気ではいられない

思い出すと涙が出てくる

この間シウにも警戒心が薄くて
スキがある過ぎるって言われたのに
今度からよく知らない人と会う時は
誰かに着いてきてもらおうと思った