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第51章 憧れの人

今は・・・できないです・・・
ごめんなさい。
リョファンさんのこと好きだけど
そういうんじゃなくて
なんかあの
純粋にｆａｎなんです。
今までそんな風に見たことないから・・・

困った顔で見つめる
う・・・近くで見ると益々かっこいい


じゃあ、今からそういう対象で見てください。
付き合う付き合わないっていう
恋愛対象で。
今返事ができないなら
待ちますよ。
でも、今から
ユイさんの気持ちが俺に向くように
ガンガンいきますから
覚悟はいいですか？

にこっと笑うリョファンに


はい・・・。
　
と言ってしまう。



じゃあ、飲みましょうか。
ユイさん酔い覚めちゃったみたいだし。

私にグラスを持たせるとワインを注ぐ


乾杯しましょう。


乾杯するといっきするリョファン

あー、緊張した。
告白しようと思って緊張して
酔えなかったんですよねー。
味も分からなかったし。

これで安心して飲めるー。


ごくごく飲み始めるリョファン

このワイン美味しい！

いつも見ている無邪気な笑顔になる


本当にお酒大好きなんですね。


にこにこしているリョファン

最近引っ越ししたんですけど
友達にワインセラーもらって
ワインにも興味が出てきて。
結構美味しいのたくさんあるんで
今度うちに来てみませんか？


え？
家に？

びっくりする

はい。家に。
もし家がいやなら
またこうやってホテルで飲みましょう。


あ、今日みたいにホテルがいいな・・・
おうちに行くのはちょっと緊張しすぎちゃうかも。

リョファンを向くと顔が近付いてきた

キスしましょう。

グラスを取られ
さらに近付いてくるリョファン

ソファーのひじ掛けに追い込まれた私に
唇を重ねてきた