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第60章 リョファンと※お知らせ必読

ライブの余韻に浸っていると

急に会場の電気が落ちて
私が一番好きな
□□のバラードが流れ出す

びっくりしているとステージにスポットライトが当たり
リョファンが立っていた

そして歌い出す
ずっと見つめて歌ってくれる

すごく素敵で見とれる

歌い終わるとステージ上に呼ばれる



ユイさんだけのために歌ったんだ。

ありがとう。
本当に素敵だった。
すごく嬉しい。

照れたように見つめるリョファン
いきなり片膝をつかれびっくりする
見つめられて見つめ返す


ユイさん。
絶対幸せにします。

僕と結婚してください。

指輪を差し出される

いきなりのことだったけど
嬉しくて涙が出てくる


はい。
幸せにしてください。


そう言って抱きつく



客席から拍手が聞こえる
客席を見ると
××のメンバーと中国語の生徒
事務所の親しいスタッフ
そして両親が笑顔で拍手していた


パパ？ママ？
どうして？？？

まさか両親が来ているとは思わなかったので
びっくりする

リョファンにエスコートされ客席に降りる

ユイ。婚約おめでとう。

ママが抱きしめてくれる
パパもにこにこしている


リョファンさんにね
相談されたの。

ファンが言った

詳しく聞くとファンに頼み
私に内緒で両親に会いに行き
結婚の許しをもらい

今日ここでプロポーズするということで
中国から両親に来てもらったらしい

断ったらどうするつもりだったの？

と聞くと自信満々でこう返された

僕がこんなに好きなのに
ユイさんが断るわけないでしょ。