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第64章 撮影

翌日部屋番号の連絡があり
時間通り部屋に行くとシンが待っていた


普通に迎え入れられソファーに座らされる

お茶とコーヒーどっちがいいですか？

優しく聞かれお茶と答える
部屋を見渡すと
大きめのスーツケースが３つ
旅行に行くわけでもないのにと思っていると

お茶を出されシンが隣に座る


お姉さん。
ちょっと無茶な撮影かもしれないですけど
僕は絶対手を出さないし
顔も写さないって約束するので
我慢してください。
撮影終わったら目の前で写真削除しますから。


お茶をゆっくり飲みながら聞いた

分かった。
でも、あのどんな撮影？

不安で聞く


うーん。なんかちょっとした衣裳見たいなの着てもらったり
セクシーな下着着てもらったり・・・
で撮影。
できれば裸も・・・と思いますけど
それは嫌ですよね？

手を握られる


それはちょっと・・・嫌かも・・・

見つめる


でも、少しはお願いするかも。
顔写さないからいいですよね？


なんか強引　

そういうとスーツケースを開け始めた
見ていると色んな変った服が出てくる


生身の着せ替え人形にされるのかな
と考えながらぼーっと見ていると

全部のスーツケースから大量のお洋服を出していくシン

なんか楽しそう


じゃあ、まずはこれ着てください。

と服を手渡される
ネットで見たことがある
ロリータという種類のファッションのものだった
ピンクと白で、実物はネットで見た写真よりかわいい


僕向こう向いてますから。
バスルームで着替えてきてもいいですよ。


と言われバスルームで着替える

着たのを鏡で見るとちょっと恥ずかしい


着替えたよ。

と言いながら出ていく