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第69章 拉致〜軟禁

シウくんお願いほどいて。

涙目で見つめる
私はベッドに裸で縛られていた

ダメだよ。
油断も隙もないんだから。
逃げようとするなんて。

シウがドアを開けた時に逃げようとして捕まり
お仕置きと言って縛られたんだった


何で僕が一週間もユイさんに手を出さなかったかわかる？
僕が優しくないから振られたのかと思って
気を使って手を出さなかったんだよ。

確かにキス以外は一切何もされなかった

毎日食事を作るから服を着させてというと
私の好きそうな服を買ってきてくれたりした


ユイさんに服は必要ないね。
服を着たら逃げるんだから。
あ、安心して。
エプロンは置いてあるから。


私はこのまま毎日裸で
過ごさないといけなくなるのかと思って怖くなった


ごめんなさい。
謝るから。
服は着たいの。

また見つめる

ダメ、逃げるから。
でもねかわいそうだから
ランジェリーは着ていいよ。
買ってくるから
そのまま待ってて。


シウは立ち上がり
何かに火をつけると
そのまま出ていってしまった


しばらくすると何かの香りがしてくる
何かのアロマ何だろうけど
嗅いだことない香り・・・
でもいい匂い

どうせ縛られていて動けないからと思って
深呼吸しながら目を閉じた