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第12章 打ち上げで

翌日
夕方から打ち上げだというので
午前中には帰国準備を終わらせ
しばらく住んだマンションを引き払い
ホテルに移った

韓国にいる間色んな事があったけど
帰ればいつもの幸せな日常が
送れると思いちょっとほっとした

夕方スタッフが迎えに来てくれて
一緒に事務所へ

もう帰っちゃうんですね
寂しいなー。
いつも一緒に買い物するの
楽しかったんですよ。
お姉ちゃんができたみたいで。


また遊びに来るし、
連絡先交換したんだから
今日から友達だよ（*^-^*）

手をつないだ



打ち上げの会場はかなり大きくて
スタッフさんもたくさんいて
開始時間はまだなのに
もうにぎわっていた。

やっぱり場違いな気がして
隅っこの椅子に座っていた

こんにちは。

話しかけられて顔をあげると
△のケイだった。

こんにちは。

にっこり笑う

××の食事とかサポートしてたんだって聞きましたよ
毎日美味しい食事作ってくれてたって聞いて
うらやましくなりました。
毎日帰ったら
食事とかわいいお姉さんが待ってて
くれるんでしょ。
いいなぁ。

ほぼ初対面なのによく話す子で
人見知りしないのかと思う


でも、もう帰るんだよ。
単独までの約束だったから。



そのあと同じグループのミニも来て
仲良く友達のように話す

打ち上げも始まり



なぜか色んな人にガンガン飲まされ
すっかり酔っぱらってしまう


心配したスタッフが
仮眠室に連れて行ってくれた

水、置いていきますね。
もし起きてこなかったら
打ち上げ終わってむかえにきますね。


急にいなくなって心配してないかな・・・

そんなことを考えながら少し眠くなって
目を閉じた