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ふしだらで曖昧
第4章 溺れる瞳
新しいパパとお兄ちゃん


家族が4人になって、
新しいお家に引っ越して

新しい生活が始まった


毎日が慌ただしく過ぎて
幸せに満たされていた


それから、ママの病気が
発覚して、入院になって

私は毎日、病院に通った


パパと先生が話してるのは
何度か見かけたけど

内容までは分からない


パパはお兄ちゃんにも
話していたけど

私には一度も
話してくれなかった


ママが死んでからも
その話はなくて

だけど、少しでもママの
話をすると、パパとお兄ちゃんは

悲しい顔をするから
聞けなかった


また少し成長した私の身体


私はそれなりに大きくなるのに
写真の中のママは

笑顔のまま変わらない


パパとママはどうやって
出逢ったんだろう

何でママは死んだんだろう


成長し、物事も理解出来る様になって
私には沢山の疑問が出来た


だから、パパに聞いた


『ママの事を聞かせて欲しい』


パパは少し、困った顔をして
ママの事を話す前に

約束事を条件としてあげた


『パパの言う事を
 聞けるかい?』


私は頷く

ママの事を知りたい


パパとお兄ちゃんと出逢う前まで
ずっと2人きりだった

なのに、知らないなんて
可笑しいと想うんだ


どんな条件を出されても
構わなかった


なのに、ね…
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