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ふしだらで曖昧
第5章 思惑と誘い
不意を突かれた事に、男の反応は遅くなる。
女に背後から抱きしめられた事で、男の身体は硬直してしまった。
「どうしたの?
怖い顔してるよ」
女は優しく声をかけた。
幾分も年上の男に、どんな表情をして話しかけて良いのか分からず、女は抱きついた。
男は腹で組まれた腕を解いて、女と向かい合わせになった。
「なんでもないよ
まりちゃん、久しぶりに
一緒にお風呂に入ろうか」
女は笑顔で頷く。
男は女の頭を優しく撫でて、先に行く様に促した。
そして、先ほど間で女が漁っていたクローゼットへと足を運ぶ。
多分、父は姿見の向こう側から、こちらを観察している筈だ。
それなりに、楽しませる必要があるだろう。
女が先ほど、自分の身体にあてがっていたナース服を取り出し、カラーボックスから幾つか玩具を取り出した。
それをベッドに並べる。
「おにーちゃーん!」
男を呼ぶ声がした。
部屋から浴室の方に目を向けると、全裸の女は湯船に湯を張っていた。
まるで、こちらから見られている事を忘れた様に、女は自然に振る舞っていた。
男は、女の待つ浴室へと向かった。
浴室の脱衣場には、バスローブがあった。
出る時には、これを羽織れば良い。
男も服を脱ぎ、全裸になると、浴室へ足を踏み入れた。
女に背後から抱きしめられた事で、男の身体は硬直してしまった。
「どうしたの?
怖い顔してるよ」
女は優しく声をかけた。
幾分も年上の男に、どんな表情をして話しかけて良いのか分からず、女は抱きついた。
男は腹で組まれた腕を解いて、女と向かい合わせになった。
「なんでもないよ
まりちゃん、久しぶりに
一緒にお風呂に入ろうか」
女は笑顔で頷く。
男は女の頭を優しく撫でて、先に行く様に促した。
そして、先ほど間で女が漁っていたクローゼットへと足を運ぶ。
多分、父は姿見の向こう側から、こちらを観察している筈だ。
それなりに、楽しませる必要があるだろう。
女が先ほど、自分の身体にあてがっていたナース服を取り出し、カラーボックスから幾つか玩具を取り出した。
それをベッドに並べる。
「おにーちゃーん!」
男を呼ぶ声がした。
部屋から浴室の方に目を向けると、全裸の女は湯船に湯を張っていた。
まるで、こちらから見られている事を忘れた様に、女は自然に振る舞っていた。
男は、女の待つ浴室へと向かった。
浴室の脱衣場には、バスローブがあった。
出る時には、これを羽織れば良い。
男も服を脱ぎ、全裸になると、浴室へ足を踏み入れた。