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ふしだらで曖昧
第6章 誘惑に溺れて
男は指先でなぞる様に、太股に手を這わせる。それに感じる様に僅かに足が震えた。
そのまま秘部に指先を滑らせると、既に愛液が溢れ出ていた。


「お前は本当に変態だ
 まだ、何もされてないのに…

 見てるだけで
 感じてるのか?」


男が耳元で囁くと、女の肩が僅かに震えた。
微かに息が荒くなっている様にも感じる。


「あっ!」


グチョ、と、女の膣に指を射れ、中をかき回した。女の足に力が入り、閉じようとするも、男がそれを阻止する。


「ここはもう慣らさなくて良いくらい
 ぐっちょりだな

 ホント、変態だなお前は…」


男の優しかった口調は変わり、女は背筋にゾクゾクとしたものを感じていた。

男のものが欲しくてたまらない女は腰を振り、振り返る。


「おにいさま…
 まりの変態まんこを

 むちゃくちゃに犯してください…」


懇願する女に男は口角をあげ、顔が再びテレビに向く様に顎を掴んで戻させた。

愛液は尻を伝い、シーツを汚し始めている。秘部から指を引き抜くと、女を解放する様に離れた。


全身の力が抜けるのを感じながら、女は座り直して後ろに居る男を見上げた。


「おにいさま…?」

「四つん這いになれ」


女は男に言われるがまま、四つん這いになり、震える腕で身体を支える。恥ずかしい秘部が男に見える様に、スカートを腰まで上げて、男を待った。
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