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第17章 3 r d x x x

忘れていたわけではなかった。
でも、いまは、ふたりの世界だった。


「…っこ、康希！！」


情事も、涙も、見られていたかと思うと、
今更ながら、羞恥が湧いてくる。

それについ先ほど、すきだと気づいた相手だ。

焦らない、訳がなかった。



「…あ、えっ…と。あの…。こーき…、僕の番って…？」

「もちろん、そのままの意味。次は僕とセックスするんだよ。茉麻。」



いつもの笑顔に見えるのに、
冷たい目をした、幼馴染。