この作品は18歳未満閲覧禁止です
- 小
- 中
- 大
- テキストサイズ
みすぷれいす
第2章 デート
それからの彼はたくましい青年から純粋な少年になっていた
野ウサギと戯れてみたり駆けっこしたり桜の花弁で笛を吹いたり
私も彼と同様森林に心を奪われて遊んだ
気づけばあっという間に太陽は真上のお昼だった
「そろそろ泉のお弁当が食べたいなー」
「食べます?愛情たっぷり込めて作りましたよ」…パカッ
「おおぉー美味そう!」
「先輩は野菜が好きと聞いたので野菜炒めを作りましたよ、あとは牡蠣フライ、海老天、豚の生姜焼き、ゴボウの煮つけ…とか色々ありますよ」
「全部精力付きそうだな」
「はい!…先輩には…その…アッチの方も元気になってもらいたいので」
「(その言い方だと既に元気がないみたいじゃねーか!)…あ、ありがとう」
野ウサギと戯れてみたり駆けっこしたり桜の花弁で笛を吹いたり
私も彼と同様森林に心を奪われて遊んだ
気づけばあっという間に太陽は真上のお昼だった
「そろそろ泉のお弁当が食べたいなー」
「食べます?愛情たっぷり込めて作りましたよ」…パカッ
「おおぉー美味そう!」
「先輩は野菜が好きと聞いたので野菜炒めを作りましたよ、あとは牡蠣フライ、海老天、豚の生姜焼き、ゴボウの煮つけ…とか色々ありますよ」
「全部精力付きそうだな」
「はい!…先輩には…その…アッチの方も元気になってもらいたいので」
「(その言い方だと既に元気がないみたいじゃねーか!)…あ、ありがとう」