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みすぷれいす
第1章 雨の日
「大丈夫じゃないけど大丈夫ってどういうことですか…どこか痛いところありませんか?」

恵美は密着した状態をなかなかやめてくれない。こんなにお互いの身体が近いのに俺のことを気遣ってくれるということは献身的な性格の持ち主なんだろう。

「本当に大丈夫ですか?脚とか打ってませ…!!」

脚の方に視線を移した恵美が俺の勃起に気づいていた。さて、どうしよう。

「えっーと…その…先輩…こ、これって勃…起ですよ…ね?」

俺には長所があるそれは素直、俺には短所があるそれは素直。

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