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bitter or sweet
第6章 夏休み
朝起きると案の定台風の影響で暴風雨だった

「あーあ…やっぱかぁ
とりあえず行くって言っちゃったし
準備するかぁ」

面倒な気持ちはありつつもバスで学校に向かった

『こんな状態でみんな準備のために来るのかなぁ?』

そんなことを考えていたらメールが

「あっ…由希ちゃんだ!遅れるのかぁ」

そんなことを思いつつ教室に入る

そこにいたのは安達君だけだった

「他のみんなは?」

「やっぱり来れないってさ」

「まぁこんな天気だもんねー」

なんて話しをしていると
安達君が何かを言いたさげな顔で聞いてきた

「山下さんは?」

「遅れるとは言ってたけど
来れるかわかんないみたい」

「そっかぁ…とりあえず進めるか」

残念そうな顔をしながら言ってきた
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