この作品は18歳未満閲覧禁止です

  • テキストサイズ
目が覚めたら。
第8章 鬼畜帝王が暴走しました。2
「え、なに? なんなの?」

「多分……強壮剤か媚薬かが入ってる。やばい系統ではねぇとは思うが」

「へ……?」

「はぁ……っ。ま、俺が食ってよかったのかもしれん。お前が食ってたら、大変なことになっていた。……あの元ヤン、クソっ」


「え?」


「そんな嬉しくねぇ手助けもあったからか、俺様のモノがここまでのモノになったのは……。息苦しいが、体力が溢れている気がするのはヤク効果か。

ふぅ……。この復活劇がひとときの夢と消えるか消えないか。それはお前にかかっているぞ、静流」
 

 また雰囲気ががらりと変わる。

 体の変調を自らの意志で押さえつけた帝王は、その異様なまでに漲る情欲と色気だけを残して、ゆったりとあたしに向き直る。


「……ようやく、お前を抱ける」


 ハル兄は、あたしの額に自分の額をコツンとつけて、超至近距離からあたしの目を覗き込んできた。


 漆黒の瞳に、滾るような熱を感じる。

 荒い息があたしの唇に掠める。



「静流……いいか?」

「ん……」


 恥じらいながら頷いたあたし。

 ハル兄は余裕のない顔で笑うと、あたしをそっと押し倒し、足を左右に開いた。


「すげぇ……とろとろ。そんなに俺のが欲しいか?」

「恥ずかしい……」


 思わず顔を両手で隠してしまえば、ハル兄は笑いながらその手を外し、ちゅっちゅっと両手に唇を落とす。


「後でたっぷり愛してやるから。だから、今は許せ」


 その目は切羽詰まったように細められ、あたしの秘部はぬるぬるとしたハル兄の滾るモノで刺激を受けた。


「あ……んっ」



 そして――。


「挿れるぞ……?」


 あたしの窮屈なナカを広げるようにハル兄が入ってきた。



 ……ようやく、ハル兄があたしのナカに――。




/920ページ
無料で読める大人のケータイ官能小説とは?
無料で読める大人のケータイ官能小説は、ケータイやスマホ・パソコンから無料で気軽に読むことができるネット小説サイトです。
自分で書いた官能小説や体験談を簡単に公開、連載することができます。しおり機能やメッセージ機能など便利な機能も充実!
お気に入りの作品や作者を探して楽しんだり、自分が小説を公開してたくさんの人に読んでもらおう!

ケータイからアクセスしたい人は下のQRコードをスキャンしてね!!

スマートフォン対応!QRコード


公式Twitterあります

当サイトの公式Twitterもあります!
フォローよろしくお願いします。
>コチラから



TOPTOPへ