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第1章 拘束プレイ

　焦った麻人の声。

「何が？」
「手錠……外してくれないんすか？」
「だーめ。まだ三十分経ってないもん」

　私はショーパンを脱ぎ、タイツも下着も脱ぎ捨てた。勃起した麻人のを手に持って、ゆっくりと腰を下ろす。

「は……っ」

　中は充分濡れていて、痛みもなくすんなりと入った。徐々に腰を深く落としていく。

「気持ちいい？」
「……うん」

　麻人も目を閉じて、不規則な呼吸を繰り返していた。上下する胸元がエロい。

「ほら……入った。麻人の、全部入ったよ」

　麻人が私を見る。熱に浮かされたような瞳で、こくりと頷いた。
　ゆっくりと腰をまわす。麻人の肉棒が角度を変えて内壁を刺激し、私の体もビクビクと震えた。
　麻人を感じさせたくて上になったのに、これじゃ本末転倒だ。だけど、普段あまりしない体位だからか、中で当たる場所が微妙に違っていて、ついそっちにも意識が集中してしまう。

「友梨香さん、エロい。その格好と表情ヤバい」
「……ばーか」

　私は麻人のを、中でぐっと締め付けた。

「あ……っ」
「麻人もエロいよ。もっといじめたいの」