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可愛いヒモの育て方。
第2章 ポスティング、参戦!

 麻人が浴室に消えて、間もなくのことだった。
 突然私の携帯が鳴った。

「うおっ」

 私はベッドから飛び起き、音を頼りに携帯を探す。普段はメールも電話もバイブで、音が鳴るのは店長と、そのエリアを管理するマネージャーと、本部のお偉いさん方だけ。あ、あとセコムやら何やらの業者さんが少し。
 マネージャーも、本部の人も業者さんもめったにないし、店は改装工事中だからまずない。
 残るは店長のみ。

「は、はい、お疲れ様です!」

 携帯を見つけ、飛びつくような勢いで通話ボタンを押した。

「おお、船越。寝てた?」
「あ、や、大丈夫です」

 ある意味たった今まで寝てたけど。という言葉をぐっと飲み込み、そう答える。

「どうしたんですか」
「明日のポスティングなんだけどさ、なんかポスティングの枚数が増えちまったんだよ。今日からやるから、すぐ来い」
「はい!? 増えたって、何枚ですか」
「五千枚」
「無理でしょう!」

 すかさずそう突っ込んだ。今のところポスティング参加者は店長とマネージャーと私。やったことないけど、五千枚とか三人で終わる量じゃないと思う。
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